~TOPPANアフリカ事業開発~ルワンダの現地生活(食・住)について
皆さん、こんにちは。
今年度よりTOPPANデジタル(株)ではアフリカ事業開発室が立ち上がり、現在、事業責任者含めルワンダ、タンザニア、日本で4名体制でオペレーションを開始しております。
こちらのnoteでは、TOPPANのアフリカ事業に関連する情報、現地の社会課題、生活、その他様々な情報を発信していきますので、今回もどうぞよろしくお願いします!
ルワンダ???
TOPPANアフリカ事業開発・ルワンダ駐在の福屋です。
今回は、私の駐在するルワンダでの生活について、お届けさせて頂きます!
大半の方はまずルワンダがどこにあるか分からないと思います。
アフリカだよね? って事くらいしか分からないと思いますが如何でしょうか?私もそうでした・・・!
アフリカは日本から遠いのでルワンダに赴任する前まで、正直アフリカの事については想像だけでしかなく知識はほぼゼロでした。
実はアフリカ大陸には54カ国もある事をご存知ですか!?
アフリカ大陸の面積は30,370,000 km²あり、どのくらい大きかと言うと、
アメリカ、ヨーロッパ、インド、中国、日本がスッポリと入ってしまう大きさなんです!実はとてつもなくデカイんです!!!
その中でルワンダの大きさはと言うと、アフリカ54カ国中46番目の大きさで26,338km²(四国の約1.5倍)と小さな国で、残念ながら小さすぎで世界地図で探すのが困難な程です。。。
なぜTOPPANがルワンダに??と思われると思いますが、
今回はおそらく皆さんが一番気になっているであろう、
アフリカ・ルワンダでの生活から軽くご紹介させて頂きます。
アフリカというと灼熱の広いサバンナの草原地帯や赤土をイメージされると思いますが、大概のアフリカは、皆さんが思い描くアフリカとはだいぶ異なると思います。
まずルワンダは赤道直下の国にも関わらず1年を通して気温は 16°Cから 28°Cで、14°C 未満または 31°C を超えることは滅多にありません。
また首都キガリは標高約1600mのため、湿気が少なく過し易く冷房不要です。逆に朝と夜に冷え込む場合があるため一枚羽織るものが必要な時期もあります。良く言えば日本の夏の軽井沢に住んでいるような気候です笑。
季節に関しては、3~5月、10~12月の雨季とそれ以外の乾季に分かれますが、雨季の時期は滝のような雨が数十分ほど振り、日本の梅雨のように一日中雨が降る事はありません。
ベストシーズンは乾季の6月~9月中旬、12月中旬~2月中旬になりますので、ルワンダにお越しの際はこの時期に来て頂くのがベストだと思います。
ルワンダでの住まい
日本同様に一軒家とマンションの二つのタイプがあり、
私は子供が3人(6才、4才、2才)おり、騒がしいため一軒家に住んます。
基本はレンガ作りの家が多く、外観はどれも似たような感じです。
我が家もそうですが、一つの長屋の一軒家をお隣さんとシェアしている場合が多いです。
なのでお隣さんの生活音が聞こえて来るのは日常茶飯事です。
我が家もうるさいと思いますが、お隣さんの息子さんはトランペットを絶賛猛練習中で、朝6時と夜10時頃に練習するのが日課のようです。
気になる、気にならないで言えば、気になりますが、こんな事を気にしてはアフリカでは住めません笑、、、不思議と人間は慣れるもので、時間通りにトランペットの音が聞こえないと逆にどうしたのかと気になってしまう今日この頃です。
ルワンダでの生活
アフリカだから生活費は日本より安く済むと思いませんか?
日本の1/3、いや1/2くらいで生活できると思いません??
だってアフリカだもん!!
まさかまさかの逆なんです、、、、
ルワンダは自国で生産しているものが非常に少ないため、ほぼ全ての商品を輸入に頼っており、高い関税率から生活必需品・日用品が日本以上に高く、アフリカだからと言って格安で生活できるわけではありません・・・涙
例えば、
子供のお菓子の王様ポテチですが、これらは主にアメリカやヨーロッパからの輸入品となるため、日本では250円位だと思いますがルワンダでは約520円と価格は倍になり、とても高価なお菓子となります。
我が家では一瞬で無くなるため、一人10枚づつと決めて食べさせております。
高いもの代表例で言えばサラリーマンには必需品?のエナジードリンクです。こちらも輸入品になり日本では一本250円~300円くらいだと思いますが、ルワンダでは720円くらいします。
日本の価格の2.5倍しますが、決して効果が2.5倍になる訳もなく、、、
本当に翼が欲しい時だけ購入します。
とは言え、全てが高いという事は無く、現地またはアフリカ国内で生産されているものであれば、高額な関税はかかっていないため安く購入できます。
いかんせんMade in Africa のものは少なく、品質、味なども現地仕様になっているため、現実的には購入する物の多くを輸入品に頼らざるを得ませんが、我慢できるものは現地品を代用しての生活をしていますが、このような理由のため生活費は想像以上に高く付きます(涙)
着任前に私が想像していたアフリカとは、ルワンダは色々な意味でかけ離れた場所で、改めて百聞は一見にしかずという事を実感しました。
さて如何だったでしょうか?
こんな感じで少しづつルワンダやタンザニア、さらにはTOPPANアフリカ事業開発室での事業活動の情報も発信していき、少しでも皆様にご興味をもって頂ければ嬉しいです。今後ともどうぞよろしくお願い致します。