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TOPPANアフリカ事業開発~アフリカ駐在はじめました~

皆様はじめまして! 
突然ですが、今年度よりTOPPANデジタル(株)ではアフリカ事業開発室が立ち上がり、現在、事業責任者含め4名体制でオペレーションを開始しております。

「なんでTOPPANがアフリカ!?」とお思いの方も多いかと思いますが、TOPPANグループは、「DX」と「SX」によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、経済的価値と社会的価値の両方の価値創出を行い、企業価値最大化に向けた取り組みを加速させる活動を進めており、ルワンダ・タンザニアを皮切りに本格的にアフリカ市場にも取り組んでいくことになりました。

これからnoteにTOPPANのアフリカ事業に関連する情報、現地の社会課題、生活、その他様々な情報(とメンバーの喜怒哀楽)を発信していこうと思いますので、よろしくお願いします!

まず初めにメンバーのご紹介をさせて頂きます。

【ルワンダ駐在:福屋】

TOPPANデジタル・アフリカ事業開発室の福屋と申します。
2024年5月よりアフリカのルワンダに着任し、この度noteを通じて、皆様にルワンダでの生活、事業、活動を共有していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

自己紹介

本人:3児の父
家族:妻、子供3名(小学生、幼稚園、幼児)

40代という節目に何か新しいことに挑戦したいと思い、家族の後押しもあり、社内のアフリカ事業への公募に応募したことがきっかけで、公募に応募したわずか半年後には‥気付いたらルワンダに着任していました。

ナショナルフラッグキャリアのRwanda Air 

意外なルワンダ

・「千の丘の国」と言われるほどアップダウンがあります(-_-;)
・自然:野生のゴリラが見られる世界で2か国の内の1つ(他:ウガンダ)      
・世界ビジネスしやすさ指数:世界38位(アフリカ2位)(日本29位)
・人口密度:世界ランキング12位(アフリカ1位)(日本28位) 

30年前の悲しい歴史(ジェノサイド)から立ち直り、今では「アフリカの奇跡」と呼ばれる経済発展を遂げています。
また、ルワンダ政府はICTの活用促進に最も成功した政府として世界一に選ばれています(世界経済フォーラム2015年レポート)。

日本でも見かけたことのあるような首都キガリのオブジェ(インスタ映えスポット?)

具体的な事業計画はまだ公開できませんが、まずはルワンダのことを学び、経験し、現地の方々との結びつきを大切にしながら、小さな取り組みから始めたいと思っています。最終的には、ルワンダと日本の両国に大きく貢献できることを目指して、長期的な目線で活動して参ります。

【タンザニア駐在:岩本】

TOPPANデジタル・アフリカ事業開発室でタンザニアにて駐在している岩本です。福屋と同じく2024年5月からタンザニアでの生活を始めておりますが、他の企業の方々が多く働く最大都市ダルエスサラームではなく、山奥のコーヒー農園の中で駐在生活をしております。

農園への入り口、ここから農園内の家まで車で15分

コーヒー農園は、野生動物の聖域として有名な「ンゴロンゴロ自然保護区」に接している自然豊かなところで、野生の象やバッファローと出会うこともあるような場所です。「普通の海外駐在生活」では、なかなか経験できないレアな情報も発信していければと思っております。
私の役割としては、SmartAgriの導入検証を主軸にしながら、現地住民を豊かにするための事業や市場の拡大に積極的にチャレンジしていくつもりです。

農園近くから見える壮大な夕日

岩本の経歴

アフリカ駐在の前は、印刷工場の生産技術者として印刷後の加工工程の製造ラインの設計・改造を経験し、新規商材開発としてプラスチックの生分解性やリサイクル手法の開発を担当していました。その後、福屋と同じく社内公募への応募を経てアフリカで働くことになりました(1年前にはこんな状況になろうとは夢にも想像していなかった‥笑)
ただ、TOPPANの社内制度を利用し、1年間の青年海外協力隊としての活動経験があります。ベトナムの南西部で、コミュニティカレッジの情報工学科の非常勤講師として学校をサポートしていました。日本人のいない街で、授業もベトナム語で行われるため、私もベトナム語で授業をしていました。今いるタンザニアはスワヒリ語が公用語なのですが、これから覚えていきたいと思います。

樹齢数百年以上になることも多いというバオバブ
マダガスカルが有名ですが、タンザニアにも多い

タンザニアの特徴

個人的に感じている特徴としては、豊富な観光資源・豊かな大地・広大な国土の3つです。
観光資源としては、アフリカ最大のビクトリア湖・アフリカ最高峰のキリマンジャロ山・世界的に有名なサファリであるセレンゲティ国立公園があります。
意外かもしれませんが、水資源が豊富なため耕作可能地も多く、メイズ(トウモロコシ)・インゲン豆・黄豆・コメなどを生産・輸出しています。タンザニア米は近隣諸国でも高品質と有名で、私も白米として美味しく日々食べております。
そしてなんといっても、国土の広さは日本の2.5倍(94.5万km2)です。主要道は舗装されていますが、大都市が点在しているため移動するだけでも一苦労です。
こんなタンザニアの発展を願いつつ、農園のワーカーさんたちの生活が良くなるようなローカル目線での事業創出を目指して活動していきます。

とにかく国土は広いけど、舗装道や電線などインフラは整いつつある

【日本:佐藤(将来アフリカ駐在予定)】

”アフリカ”事業開発室なのに、唯一日本にいます

みなさん、はじめまして。
2024年4月よりTOPPANデジタル(株)の事業開発センターアフリカ事業開発室に所属している佐藤です。
TOPPAN歴は、福屋、岩本と比較すると非常に浅く、今年で入社4年目となります。また、新卒入社が多いTOPPANの中でも経験者採用枠、かつリファラル採用で入社しました。
海外での就業経験はありませんが、アフリカという未知の領域に大いなる可能性を感じ、日々手探りの中で一刻も早い事業立ち上げを目指して邁進しています。

佐藤ってこんな人

大学時代にバックパックをしていたこともあり、国内外含めた旅行は大好きです。その他にも体を動かすことが好きなので、ウィンドサーフィンやピッケルボールといった新しいスポーツに挑戦をしています。テニス歴が一番長いのですが、TOPPANの実業団に所属しており、割としっかりめにやっています。

意外とチャレンジ精神にあふれるTOPPAN

アフリカ事業について触れる前に、そもそもTOPPANの事業領域について、あまり知らないという方も多いようです。社外の方々には「TOPPANさんってCMの『TOPPA!!! TOPPAN』のように、印刷以外の事業領域もかなり幅広いんですよね~」と言われることも多いのですが、さらに“アフリカ”というキーワードをお伝えすると、ある程度TOPPANのことをご存知の方でも、「なんでTOPPANがアフリカ!?」とありがたいツッコミをいただきます。実は社内でも同様の反応がまだまだ多く‥これはPRのしがいがあるなあと感じているところです。

これまで、アフリカ事業に関連して、下記リリースを会社として発信していますが、社内ではもっと色々な事業を構想していますので、少しずつみなさんにも情報公開できればと考えています。
結構おもしろいのでぜひ楽しみにしていてください!(ハードルはあげてなんぼと誰かに言われました)

※これまでのニュースリリース
凸版印刷とOSTI社、アフリカSmart Village Projectで協業(2023/05)

TOPPANデジタル・OSTI・サグリ、 東アフリカでスマート農業実現に向けた実証を実施(2024/03)


そんなこんなでアフリカ事業開発室は、現在事業責任者を含めて4人、その内、福屋、岩本は今年の5月からルワンダ・タンザニアに駐在しており、さらに事業責任者はアフリカ以外の管掌範囲が広く海外出張も多いので、実質日本メンバーは私のみという状態です。
(そんなところもわりかしぶっ飛んでいて好きです笑)
ただ、実際にアフリカ事業に携わっている社員は他にも数名おり、これからさらに増えていく予定もありますので、おいおい新メンバーも紹介していきたいと思います。

初アフリカ出張で購入した仮面
なんとも言えない味わいですが、11月の出張の際にも買って帰るつもりです

最後に

これからnoteを通じて、TOPPANがアフリカで何をTOPPAするのか!?
日本にはないアフリカならではの面白いコンテンツや、真面目な内容も発信していこうと思っていますので、ぜひ温かい目で見守って頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願い致します!