オフィスの中身全部見せちゃいます!ICT KŌBŌ®︎ HAKODATE オフィス大解剖
こんにちは、ICT KŌBŌ®︎です。
ICT KŌBŌ®️ HAKODATEのある北海道函館市は、例年よりも降雪量が少なく、比較的暖かい冬を過ごしています。
ICT KŌBŌ®️ HAKODATEについては、下記の記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
今回は、ICT KŌBŌ®️ HAKODATEの建物にスポットライトを当てて、ご紹介していきたいと思います。
どんな建物?
オフィスとして活用している建物は、なんと築110年の古民家です。こちらのは昔、大洋漁業函館営業所として使われていた建物であり、オフィスとして活用する少し前は、住宅としても使われていました。
特徴的なのがこの外観。1階は和風様式、2階は洋風様式の和と洋の様式が融合した和洋折衷様式の建物です。
これは、函館市が1856年に、横浜・長崎と共に日本最初の貿易港として世界に開かれ、様々な外国文化を取り入れてきたことが由来します。函館市の西部地区には、このような歴史を感じられる建物が現在も多く残っています。
外観の美しい青色もとても特徴ですが、TOPPANのコーポレートカラーが「青色」だからではございません!オフィスとして変貌を遂げる前の建物の外観が「青色」だったのです。しかし、経年劣化により色褪せ、傷んでいる状態でした。
この建物に思い入れのある人たちが、リノベーションされた後もどこか懐かしさを感じることができるようにと、外観の補修を行い、従来の「青色」を再現することにしました。
中に入ってみよう
玄関は昔ながらのガラスの引き戸です。扉を開けると、「ガラガラ」と音がするのも風情があっていいですよね。
中に入ると、木材の温かみを感じつつも、シックに仕上げられたのエントランスがお出迎え。
1階を探検しよう
いよいよ、ここからは実際に社員が働くスペースへ入っていきましょう。電子錠で施錠された扉を開けると、最初にあるのは会議室です。
白い壁や、間接照明により空間全体が明るく、ディスカッションが捗りそうな会議室ですが、実は素敵なポイントがあります。皆さん、わかりますでしょうか?
窓ガラスにご注目ください。実は、複数のガラスを組み合わせています。この素敵なガラスたちは、従来の住宅で使われていた「昭和型板ガラス」なのです!
「昭和型板ガラス」とは、昭和初期に住宅や旅館など様々な建物の窓や家具などに使われていた模様の入ったガラスです。ダイヤ模様や、もみじ模様などどこか懐かしさを感じるガラスたち。実は、現在は日本での生産はほぼ終了しており、とても貴重とのことです。
ガラス以外にも、従来の住宅で使用されていた扉や金具などを様々な場所で活用しており、随所に歴史を感じられるオフィス空間となっています
1階部分は会議室以外にも、小さな打ち合わせスペースや個別の打ち合わせスペース、リフレッシュスペースなどを完備しています。構造としては住宅ですが、空間をうまく利用し様々な機能を持たせています。
階段を登ると
それでは、そろそろ2階に向かうこととしましょう!昔の住宅を想起させる階段を登っていきます。
すると、中二階に畳のスペースが出現!和を感じながら休憩ができるスペースです。小さな空間ながらも、木製のベンチや、可動式の机もあり、ちょっとした気分転換をしながら仕事もできます。
中二階の窓からは函館山が見え、とても函館らしい景色なのも推しポイントです!
メイン執務スペースの2階へ
中二階から数段の階段を登ると、2階へと辿り着きます。この2階のスペースはメインの執務スペースとして使用しています。エンジニアにとっての「働きやすさ」にこだわった空間となっています。
ゆとりのあるデスクスペースや、可動式ディスプレイ完備など、細かなところに「働きやすい」ための工夫をしています。デスクワーク中心のため、体への負荷を軽減するために、椅子の選定もこだわりました。
また、目に留まるのは壁に設置された大型モニター。こちらのモニターでは、他のICT KŌBŌ®︎と常時接続しています。サテライトオフィスということで、多拠点と物理的な距離がありながらも、ICT KŌBŌ®︎間のコミュニケーションが希薄にならないように、活用しています!
最後に
いかがだったでしょうか?今回は、ICT KŌBŌ®︎のエンジニアが働く空間として、オフィスの建物に注目した内容をお届けしました。ICT KŌBŌ®︎では、各オフィスごとにその土地の地域性を生かしたオフィスづくりにも注力しています。
各拠点のオフィスデザインについては、下記記事にて紹介しています。
現在、ICT KŌBŌ®︎ HAKODATEでは共に働く仲間を募集しています。エンジニアの働きやすさにこだわった歴史あるオフィス空間で、新しいものづくりにチャレンジしてみませんか?
それでは、次回の投稿もお楽しみに!