ベトナムで1ヶ月間英語勉強してみた
こんにちは!TOPPANデジタル長野サテライトオフィス「ICT KŌBŌ®︎ IIZUNA」でスマホのアプリの開発などをしております郷道です!
今回は、ベトナムに約一ヶ月の英語研修に行ってきましたのでベトナムやベトナムでの英語研修の様子についてご紹介します!
なぜベトナム?
なぜベトナムで研修を実施しているのかというと、TOPPANデジタルのパートナーでもある、ベトナムの首都ハノイのFPT Corporationが社員育成のために実施している英語スキル取得のプログラムを活用し、TOPPANデジタルとして自社社員向けのグローバル人財育成プログラムを実施しています。今回その研修に参加させていただきました。
FPT Corporationはベトナム最大の情報技術サービス会社であり、テクノロジー、電気通信、教育の 3 つの基本分野にわたってベトナムだけではなく、世界30カ国(2025年1月時点)にグローバル展開しています!
今回の研修もこちらの会社内の一室で受けました。
FPT Corporationはベトナムの首都ハノイの中心に位置しています。
ちなみにFPT本社南にある空き地はアメリカ大使館建設予定地で研修時も工事中でした。
研修概要
研修は10月14日にベトナムに移動して15日のFPTについての紹介から11月8日の成果報告会までの4週間行いました。研修は平日の月曜日から金曜日ですが、赤文字にある通り週に一回はプレゼンテーションがあるので土曜日か日曜日のどちらかは資料作りを行なっていました。また最終日の11月8日にはTOEIC Speakingテストと最終プレゼンテーションでどれくらい英語が身についたかをチェックします。
研修の1日の流れ
それでは早速研修の様子について1日の流れに沿ってご紹介します。
ホテル
こちらが研修中に滞在したLUXEDEN HOTEL です!
FPT Corporationから徒歩10分程のところにあり、部屋もとても綺麗で快適に過ごすことができました。
ベトナムでは朝食にフォーを食べる方が多いらしくホテルの朝食でもフォーを食べることができました。またベトナムでは温暖な気候も相まってフルーツの栽培が盛んなので毎日日替わりのフルーツを食べることができました。
こちらがホテル前の通りを11月頭ごろに撮影した様子です。
滞在した10月〜11月はベトナムでも日本と同じ秋ごろになりますが、紅葉した様子はなく、11月の上旬でも半袖でちょうどいいくらいでした。天気がいいとホテルから研修先までの徒歩10分で汗だくになることもありました。
午前の研修
研修は昼食を挟んで午前と午後にわかれており、語彙・発音練習・リスニング問題などの基礎的な内容から英会話ロールプレイ・プレゼンテーションなど実践的な内容もありました。
英会話ロールプレイでは実際に仕事で発生する状況を模して会話を行います。例えばプロジェクトリーダーとしてタスクをメンバーに分配するケース、コールセンターのスタッフとして顧客からの問い合わせに応答するケースなどを練習します。
研修で一番大変だったのはやはり週に一度あるプレゼンテーションでした。
プレゼンテーションでは「プレゼンテーションで重要な4つのスキル」や「日本とベトナムの企業文化の違い」などについて10分程度話すのですが、プレゼンテーションのスライドを用意するために週末の土日のどちらかは潰れるような感じでした。
研修中に一度だけいきなり初見の資料を渡されて、約20分の準備時間の後プレゼンテーションをするという練習がありました。日本語でも難しい事を英語で行ったのでその時はかなりプレッシャーを感じたのを覚えています。
ただプレゼンテーションの練習はもちろん、資料を用意するところでも学べることが多いのでとてもいい経験になりました。
ランチ
午前の研修後の昼食はFPT社内の社員食堂でいただきます。
ベトナムの代表的な料理のフォーや日本人に馴染み深いお粥などいろいろな料理を楽しむことができました。
お粥にはベトナム伝統料理のホビロンという孵化寸前のアヒルの卵を加熱したゆで卵が入っており、知らずに頼んで少し驚きましたがとても美味しかったです!
時には講師の方が現地のおすすめのレストランやおすすめのお土産を案内してくれることもあり、ベトナム料理や文化について知ることができました。
午後の研修
ランチ後は引き続き午後の研修になります。
発音の練習では、講師の方に確認していただきながら発音方法を練習できました。私はcoat・boatなどのǝʊの発音とwash・rockのɒの発音の違いがどうしてもわからず何度も確認していただきました。
研修当初は講師との会話・テキスト・板書すべて英語なので戸惑いましたが、講師の方はイラストを使ったりや簡単な英語に言い換えたりしてくださるのでなんとかついていくことができました。
研修後
研修後は滞在先ホテルまで移動しますが、時間がちょうど帰宅ラッシュと被るため道を横断するのに苦労しました。サポーターの方曰くドライバーとアイコンタクトしながらタイミングを合わせるといいらしいですが、一ヶ月滞在しても通勤・帰宅ラッシュの横断歩道に慣れることは出来ませんでした!
夕食は滞在先ホテル周辺でベトナム料理のお店を探して食べていました。
同じ料理でもお店ごとに味が違ってどこもとても美味しかったですが、特に下のお店が研修中いろいろなお店に行った中一番おいしかったです。
実はベトナムは北部・中部・南部で料理の味付けが異なるそうです。
首都ハノイが位置する北部の料理はあっさりしたものが多く日本人好み・中部は辛い料理が多く、南部は甘い物が多いそうです。
このブンボーフエという料理は中部の料理で辛めの料理なのですが、スープとラー油の辛さが春雨のようなツルツルとした麺にあってとても美味しかったです。辛いものがお好きの方はぜひ日本のベトナムレストランでお試しください!
一ヶ月滞在して時々無性に日本食を食べたくなることもありましたが、物価が安くお店で食べても全然安いのもあって毎日違った料理を楽しむことができたこともあり、ベトナム料理に飽きることはありませんでした。
週末
研修は月曜日から金曜日の平日のみなので週末はハノイの観光地を巡りました。
ホアンキエム湖周辺
LUXEDEN HOTELから車で30分のところにあるホアンキエム湖とその周辺には様々な観光スポットはとても人気のスポットになっています。
湖周辺もお土産店やレストランが立ち並んでおり、日本とは違う街並みを楽しむことができました。
湖の西側にはフランス統治下時代に建てられたハノイ大教会があります。夜になるとライトアップされて多くの人が写真を撮っていました。
湖北側にはハノイ旧市街と呼ばれるハノイの古い街並みが残るエリアがあります。旧市街では衣服店・雑貨店・食品店・レストランなどが軒を連ねており、なかでもコーヒー豆生産量世界第2位のベトナムならではでコーヒー豆や器具を売っているお店やカフェが多くありました。
ハロン湾
別の週末には研修期間中のベトナム生活をサポーターしていただいた方に世界遺産のハロン湾を案内していただきました!
クルーズ船でハロン湾とスンソット洞窟という鍾乳洞を巡ることができ、ベトナムの自然を堪能できる1日でした!(朝早くから案内していただきありがとうございました!)
スタンダップコメディ
そして研修最後の週末に講師の方に英語のスタンダップコメディに誘っていただき見に行きました。初めてのコメディーショーかつ英語なので理解できるか心配でしたが案の定、8割方聞き取れませんでした!
ただ、イギリス英語を話すコメディアンやベトナム英語を話すコメディアンがいる中、アメリカ英語のトークは明らかに聞き取り安かったので、今回の研修の効果を実感できました。それとともに、様々なアクセントの英語を知っていく必要があると知ることができました。
研修の成果
最終プレゼンテーション
研修の最終日には、これまでの研修でどのくらい英語力が培われたかを確認するために、自分のプロジェクトについてと研修の中で知った日本とベトナムの違いについてプレゼンテーションしました。事前に最終プレゼンテーションの内容は告知されていたので研修期間中なるべく色々なところに行って資料に使えそうな写真を撮ったりしていました。また研修の中で学んだ「プレゼンテーションで重要な4つのスキル」を実践することができ、研修前よりわかりやすく面白い説明ができるようになったと実感できました。ただまだ同じフレーズを繰り返してしまったり言いたいことが飛んでしまったり課題も見つかりました。
TOEIC Speaking Test
またTOEIC Speaking Testでは、研修前と研修後を比較すると20点スコアをあげることができました!(TOEIC Speaking Testは200点満点)
さいごに
TOPPANグループ全体がグローバルに事業を展開していく中で、将来的にグローバルな社会課題の解決に寄与する事業活動やオフショア開発の案件に参画できるようこれからも英語を学んでいきたいと思います!
以上、ベトナムでの英語研修についてのご紹介でした!
このほかTOPPANデジタルのさまざま取り組みについて、noteでご紹介しています。
他活動についてもぜひ、過去の記事をご覧ください!