信州の自然に囲まれた小学校リノベーションオフィス「ICT KŌBŌ®︎ IIZUNA」
こんにちは、ICT KŌBŌ®︎です。今回は、ICT KŌBŌ®︎の第一拠点として2020年4月に長野県飯綱町に開設したICT KŌBŌ®︎ IIZUNAについてご紹介したいと思います!
長野県飯綱町
飯綱町は長野県の北部に位置する、山々に囲まれ、澄んだ空気と豊かな水に恵まれた人口約11,000人の小さな町です。寒暖の差が大きく、りんごの栽培に適した気候で、日本の中でも有数のりんごの名産地です。
そんな飯綱町にある「食・農・しごと創りの拠点 いいづなコネクトEAST」という施設の中に、ICT KŌBŌ®︎ IIZUNAは入居しています。
いいづなコネクトEASTは、閉校した旧三水第二小学校をリノベーションした複合施設です。子どもたちが学んでいた各教室は、りんごを活用したシードル工場や、季節の食材を使ったタルトが人気の喫茶店などに変貌を遂げています!
オフィス環境
ICT KŌBŌ®︎ IIZUNAは、現在2つの教室をリノベーションしてオフィスとして利用しています。コンピュータ室だった教室は、長野県産の木材や、木製のりんご箱を活用した暖かみのあるデザインとなっています。
理科室だった教室は、上記のオフィスとは対照的にインダストリアル調を意識したオフィスデザインとなっております。ミーティングルームや、給湯スペース、個別ブースなど様々な設備も充実しております。
働く人たち
2022年8月現在は、9名の社員が常駐しています。東京からの移住した社員や、長野県での中途採用、新卒の配属など様々な経緯で多様なスキルを持つ、個性豊かなメンバーがいきいきと働いています。
仕事の内容
ICT KŌBŌ®︎の掲げるミッションは大きく分けて、「ニアショア開発」「新規ソリューション開発」「技術研究開発」「雇用創出 / 人財採用」の4つがあります。
ニアショア開発
トッパン東京部隊と連携し、主に在京のお客さま向けのシステム開発を担っております。お客さまの大切な情報を扱うペーパーレス申し込みサービスや、個人認証システムなどを開発しております。
新規ソリューション開発
地域住民や行政と協力し、地域課題解決へ向けた新たなソリューションの開発に取り組んでおります。2022年5月には、晴れて2つのサービスがここ飯綱からリリースとなりました。
スマートグラスやタブレットなどを用いて、円滑なコミュニケーションをサポートする「RemoPick™️」は、観光業における果物狩りや高齢者の買い物支援など、様々な場面で活躍する汎用的な遠隔コミュニケーションサービスです。
まちの見守りやメンテナンス業務の効率化をサポートする「PosRe™️」は、自治体内部のDX化や、住民サービスの向上に向けた取り組みの中で活用できるまちの情報集約・発信サービスです。
技術研究開発
将来のビジネスを見据えた新技術の獲得を目指し、技術的な研究開発にも注力しています。豪雪地域ならではの課題を解決するセンシングの研究や、農作業の効率化に向けたAI・機械学習の研究開発などに取り組み、知財化へ向けて特許の出願も進めております。
雇用創出 / 人財採用
地域の「働き口不足」に対して、システム開発の工程を地元の方々と協業する「現地雇用創出」にも取り組んでおります。さらに、デジタル人財の確保へ向けた中途採用に加え、新卒採用へ向けたインターン受け入れの実施などの教育機関との連携にも努めています。
現在、開設から3年目を迎えるICT KŌBŌ®︎ IIZUNAは、更なる事業展開・デジタル人財の強化に向け、日々様々な取り組みを進めております。ここ信州からデジタルの力で日本を、さらには世界を盛り上げていきますので、ご期待ください!
次回は、第二弾拠点ICT KŌBŌ®︎ URUMAの拠点紹介を予定していますので、お楽しみに!