TOPPAN Digital|DX note

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1990年代からデジタルサービスを提供してきました私たちTOPPANは、2021年にDX推進コンセプトを「Erhoeht-X®/エルへ―トクロス」と命名しました。TOPPAN Digital|DX noteではエルへートクロスの取り組みや、開発秘話、携わる人の横顔など発信します。

マガジン

  • 地域とあゆむ ICT KŌBŌ

    TOPPANデジタルの次世代DX開発部隊「ICT KŌBŌ」での取り組みや働き方などを発信していきます。

  • TOPPAN DESIGN magazine

    TOPPANデジタル所属のデザイナーによるマガジンです。社内DX、デザイン組織づくり、プロダクト開発、チームを横断した取り組みなどを発信します。

  • デジタルテクノロジー・レポート

    TOPPANデジタルの技術戦略センターでは、変化する私たちの生活に寄与するデジタル技術を予見・整理しています。ここではその技術について作成したレポートを公開しています。

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凸版印刷がTOPPANに変わりました。社名から"印刷”がなくなりました。もっともっとDIGITALに強くなります。

明治維新を出発点に、日本が近代化への道を歩みだした19世紀の最後の年、1900年1月、当時最先端の印刷技術である「エルヘート凸版法」を強みに凸版印刷の前身である「凸版印刷合資会社」が誕生しました。それから大地震や戦禍、バブル経済の崩壊など多くの困難を乗り越え、また高度成長期という追い風にものって120年以上の長きに渡り「凸版印刷」という社名で、新しい事業の創造と次世代への投資を進め、成長を続けてきました。日本経済や文化の発展にも少しは貢献できたのでは?と思っています! 凸版

    • ポストビッグデータ時代における量子人工知能の利活用と方向性

      概要量子人工知能(量子AI)とは  量子AIとは、処理の一部または全てを、量子状態によるデータの表現や量子回路を用いて行うというAIです。従来のAIにおけるどのような処理を量子状態データや量子回路(量子計算)により行うかについては、現時点では専門家達の間で統一の見解はありません。量子優位性の確立を求めて、学習データやモデルなど、AIの構成要素へ量子計算を適用する様々な研究が行われています。  量子AIにおける量子優位性とは、従来のAIと同様の分類や回帰、最適化などの問題に量

      • ZETAとSPRESENSE™でGPS付き無線センサを作ってみた(後編)

        こんにちは。凸版印刷DXデザイン事業部のZETA・IoTソリューションチーム ”Team ZETA” です。 TOPPANは、メッシュ型次世代LPWA・ZETAを活用し、センサーデバイスからアプリケーションに至るZETAソリューションを展開しています。 今回は、TOPPANが提供する次世代型ZETA無線通信モジュールを搭載したAdd-onボード『ZETA R3 for SPRESENSE(TZS9002P)』を用いたGPS付き無線センサーの作成の後編を紹介します。 前編はこち

        • デザイン組織を目指すために、MVVを作った話

          こんにちは!DXデザイン事業部でデザイナー&PdMをしている松村です。 第1回目でデザイン組織を創りはじめているお話をしましたが、デザイン組織を目指すためにMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を作りましたので、それについてお話しようと思います。 MVVを作ったワケ第1回目に書きました、上層部に提出するために作成した資料の最後に、以下のようなMVVを記載しました😌 MVVまで作り込んだ理由は、今後デザインへの取り組みを我々自身でしっかりと評価し、行動と結果をアウトプット

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          ZETAとSPRESENSE™でGPS付き無線センサを作ってみた(前編)

          こんにちは。凸版印刷DXデザイン事業部のZETA・IoTソリューションチーム ”Team ZETA” です。 TOPPANは、メッシュ型次世代LPWA・ZETAを活用し、センサーデバイスからアプリケーションに至るZETAソリューションを展開しています。 今回は、TOPPANが提供する次世代型ZETA無線通信モジュールを搭載したAdd-onボード『ZETA R3 for SPRESENSE(TZS9002P)』を用いたGPS付き無線センサーの作成を2回にわたり紹介します。 は

          ZETAとSPRESENSE™でGPS付き無線センサを作ってみた(前編)

          こんなところにも!秘密のテクノロジー            ~自動認識技術~

          皆さんは「自動認識技術」という言葉をご存知でしょうか? 自動認識技術とは簡単に言うと、 「人やモノについているバーコードやICカードなどの情報を、人が一つひとつ確認しなくても、機械が自動的に識別する技術」のこと。 普段の生活の中では気が付きにくいですが、実はいろんなところで活用されている技術なのです。 例えば、スマートフォンの顔認証も自動認識技術です。 朝、寝ぼけた状態でスマホを見て、自動で顔を認識してアンロックしてくれるのは、私も便利で助かっています。笑 自動認識技

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          人の越境移動を管理・コントロールするパスポートのデジタル・光学認証

          概要 私たちが海外へ渡航する際に携えるパスポートは、入出国の際に掲示する以外に身分証明書としても使える信頼度の非常に高いIDドキュメントのひとつです。パスポートや運転免許証に代表されるIDドキュメントには、偽造や変造を抑止・防止するために様々な技術が込められており、それらは人間または機械によって真贋を判定され、また個別の認証に用いられます。パスポートが現在の名称で一般人の国内外の移動に用いられるようになったのはおよそ300年前(17~18世紀頃)、冊子の形状として定着したの

          人の越境移動を管理・コントロールするパスポートのデジタル・光学認証

          デザイン本を使った輪読会レポート

          こんにちは。凸版印刷DXデザイン事業部・UIデザイナーの中森です。 今回は、社内で開催したデザイン本を使った輪読会についてご紹介したいと思います! 輪読会って?輪読会は、1冊の同じ本をみんなで読み、お互いに意見を交わして理解を深める読書会です。「意見を交わす」というところがポイントで、一人だとなんとなく流し読みしてしまうような部分でも、他の人の意見を聞いて気付きを得たり、疑問を解消できたりするので、本の内容に対する解像度が高くなるというメリットがあります。 参加者を部署内の

          デザイン本を使った輪読会レポート

          地域の"あの"主要産業における課題解決の取り組み 凸版印刷 「ICT KŌBŌ® MIYAJIMA」

          こんにちは。ICT KŌBŌ®です。 今回は、広島県廿日市市にある「ICT KŌBŌ® MIYAJIMA」で取り組んでいる活動についてご紹介します! ICT KŌBŌ® MIYAJIMAの取り組み私たちのオフィスがある廿日市市は広島県の西部に位置し、観光で有名な宮島もある自然豊かな街です。市役所の最上階にあるオフィスからも瀬戸内海を眺めることができ、とてもリフレッシュになります! なお、ICT KŌBŌ® MIYAJIMAのオフィスの紹介については、こちらの記事をご覧くだ

          地域の"あの"主要産業における課題解決の取り組み 凸版印刷 「ICT KŌBŌ® MIYAJIMA」

          デザイン組織、始めました!

          はじめまして、凸版印刷でデジタルプロダクトを作っているDXソリューション開発部の松村です!私たちデジタルプロダクト開発メンバーも、この度こちらのnoteにおじゃまさせていただくことになりました😊 実は凸版印刷、デジタルプロダクト開発しています😊 私たちDXソリューション開発部は現在いくつかのプロダクトを開発して運用しております。 「TOPPANデジタル」へ今年の10月には「TOPPANデジタル株式会社」が発足する予定です。 私たちのチームはTOPPANのデジタルプロダ

          デザイン組織、始めました!

          3次元コンピュータビジョン研究動向

          3次元コンピュータビジョンとは コンピュータビジョンは、近年大きな注目を集めている重要な研究分野の一つです。その代表的な学会であるCVPR(Computer Vision and Pattern Recognition、コンピュータビジョンに関する世界トップレベルの学会の1つ)では、投稿される論文数が10年で5倍以上に増加しており、今後も大きく発展することが期待されます。  3次元コンピュータビジョンは、コンピュータビジョンの研究分野の1つで、2次元の画像をカメラの幾何学等

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          獣害対策DXの取り組み 凸版印刷 ICT KŌBŌ®️ ARIAKE

          こんにちは。ICT KŌBŌ®です。 梅雨明けも間近で、夏がやって来てますね。ICT KŌBŌ®️ ARIAKEが拠点を構える大牟田市も体にこたえる天気が続きますが、暑さに負けず日々業務に励んでいます。 今回は、獣害DXの取り組み、それに伴うZETAの電波調査について取り上げます! 背景 大牟田市では、イノシシによる獣害が問題となっており、住宅地への侵入や農作物の被害、捕獲数も年々増加しているとのご相談をいただきました。 実際、イノシシ罠の見回りに同行した際は、畑が荒ら

          獣害対策DXの取り組み 凸版印刷 ICT KŌBŌ®️ ARIAKE

          データ利活用の可能性を広げる連合学習

          連合学習とは概要  連合学習とは、分散機械学習の手法であり、クライアント側の複数デバイスが個別に持つデータを活用してモデルを学習する方法です。各デバイスは自身のデータを用いて学習を行い、その結果を集約することで共同のモデルを構築します。デバイスからデータを外部に提供しないことで、データのプライバシーを保護しながら、より多様なデータを利用できるため、モデルの精度向上や汎化性能の向上が期待できます。連合学習は、医療データやプライベートな情報を含むデータの利用において、プライバシ

          データ利活用の可能性を広げる連合学習

          第3回量子EXPO【春】、凸版印刷ブースに高校生が見学に来ました!

           凸版印刷は、2023年5月10日(水)から12日(金)まで3日間にわたり東京ビッグサイトで開催された「第3回量子コンピューティングEXPO【春】」に出展しました。凸版印刷ブースでは、企業や研究機関と連携した量子技術への取り組みを紹介し、3日間を通して大勢のお客様にお越しいただきました。  本レポートでは5月10日(水)、12日(金)に立教池袋中学校・高等学校の高等学校の学生さんが、凸版印刷ブースをご見学した様子をご紹介します。 来場のきっかけ  今回、凸版印刷ブースをご

          第3回量子EXPO【春】、凸版印刷ブースに高校生が見学に来ました!

          ビニールハウス温度管理の省力化に向けた取り組み 凸版印刷 ICT KŌBŌ®︎ URUMA

          ハイサイ!ICT KŌBŌ®︎ です。 最近暑いですね? ICT KŌBŌ®︎ URUMAがある沖縄県では日中に30度近くまで気温が上がり、夜になっても25度までしか下がりません。快適に過ごすため、電気代に怯えながらクーラーを稼働させています。 しかし、この暑さにして沖縄は最も”アツイ”シーズンを迎えます。 そう、沖縄の夏といえば…… マンゴーです! 私たち ICT KŌBŌ®︎ URUMA はマンゴー農家の方にご協力をいただき、IoT機器をつかったビニールハウスの

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          会津と、食・農業と、時々凸版印刷

          "Se Você Está Feliz Bata Palmas! " パンパン!(手拍子) この歌は昔私がアフリカに行ったときに聴いた、現地の小学生が歌っていた歌です。 この歌を日本語に訳すとこうなります。 「幸せなら手をたたこう!」 私はこの時、二つのことを学びました。 ・幸せという概念は地球の裏側にも当たり前のように存在するということ ・人は幸せなとき、何故か手をたたく習性があるということ その時私は別段幸せな気持ちではありませんでしたが、彼らと一緒に手をたた

          会津と、食・農業と、時々凸版印刷